アート・バーゼル香港の開幕前、KAWSによる巨大な彫刻が、香港のビクトリア・ハーバーに出現する。
「KAWS: HOLIDAY」プロジェクトの最新作である本作は、香港を拠点とするクリエイティブスタジオ「AllRightsReserved(ARR)」と共同制作するもので、「香港アートマンス」の一部となる。同シリーズはこれまでソウルと台北で展示され、大きな注目を集めていた。
長さ37メートルの本作は、KAWSの代表的なキャラクター「コンパニオン」をモチーフに制作されるもの。これは、横たわる作品としては、KAWSにとって過去最大となる彫刻作品だ。3月22日〜31日に、香港・ビクトリア・ハーバーの水面に浮かび、中西区海浜長廊(中環段)から見ることができる。
香港政府観光局理事長のアンソニー・ラウは、次のように述べている。「3月は香港で開催される毎年恒例の『アートマンス』で、世界中から芸術愛好家が集まります。『KAWS: HOLIDAY』が今月ビクトリア・ハーバーにやってきて、アートを愛する観光客に新しい経験をもたらすことを、私たちはとてもうれしく思います。『アートマンス』のハイライトのひとつとして、本作は確実に世界から注目を高め、国際的なアートの中心地としての香港のイメージを強化するでしょう」。
また、バストイ、フローティングベッド、Tシャツ、クッション、トートバッグを含む同シリーズの限定グッズも3月22日より販売される。