写真集に特化したアートブックフェア「Photobook JP」が横浜で開催。横田大輔の作品をフィーチャーした特別企画も

写真集に特化したアートブックフェア「Photobook JP」が、横浜・大さん橋ホールで開催される。同フェアは日本の写真集シーンの底上げを目指して昨年に初開催され、約1万人の来場者数を記録。今年も展示のほか、トークやサイン会、特別企画「Print House Session」などさまざまなイベントが行われる。会期は2月28日〜3月3日。

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 写真集に特化したアートブックフェア「Photobook JP」が、横浜・大さん橋ホールで開催される。

 「Photobook JP」は、近年ヨーロッパを中心に写真集というメディアに対する評価が高まっていることを受け、昨年に第1回目を開催。海外からも多くの出展を獲得することで、日本の写真集シーンの底上げを目指す。

昨年の会場風景

 それに続く今回は、国内外から多彩な出版社やギャラリーが出展するほか、特別企画「Print House Session」を開催。同企画は、写真家・横田大輔の700枚にのぼる写真作品《matter》を素材として、デザイナーと印刷会社による4つのチーム(山田写真製版所×加藤勝也、サンエムカラー×町口景、ライブアートブックス×田中義久、藤原印刷×町口覚)がそれぞれ冊子を制作するというもの。

 出来上がった冊子は毎日先着500部限定で無料配布されるほか、先着100名にはオリジナルトートバッグをプレゼント。トートバッグにプリントされるのも横田大輔の作品で、日々違う柄が配布されるという。

横田大輔

 そのほかにも、草野庸子、片山真理、野村佐紀子らによるブックサイニングやゲストを招いてのトークなど、様々なイベントが開催される4日間の「Photobook JP」。思いがけない一冊や写真家との出会いなど、写真集をきっかけとした新たな発見がありそうだ。

編集部

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