NEWS / HEADLINE - 2019.2.23

ドクメンタ15の芸術監督はアート・コレクティブ「ルアンルパ」に決定。アジアから初の選出

ドイツの小都市カッセルで1955年より5年に1度開催されてきた国際展「ドクメンタ」。2022年に行われる「ドクメンタ15」の芸術監督を、インドネシアのアート・コレクティブ「ルアンルパ」が務めることがわかった。

2017年に行われたドクメンタ14より、右がメイン会場のフリデリチアヌム美術館、左はマルタ・ミヌヒン《本のパルテノン》(2017) 出典=ウィキメディア・コモンズ

 ヨーロッパの主要な国際美術展のひとつであり、ドイツの小都市カッセルで1955年より5年に1度開催されてきた「ドクメンタ」。2022年に行われる「ドクメンタ15」の芸術監督を、インドネシアのアート・コレクティブ「ルアンルパ」が務めることがわかった。

 ルアンルパは2000年、インドネシアのジャカルタにて複数名のメンバーによって設立。インドネシアにおける現代の都市問題に批評的に対峙し、様々な分野の思考や実践を横断したプロジェクトを行ってきた。その活動は、拠点となるアートスペースの運営、展覧会やワークショップ、リサーチ、国際展の企画運営、リサーチプロジェクト、コミュニティラジオ局など幅広い。

ルアンルパの「ルル学校」(「あいちトリエンナーレ2016」の会場風景)

 また、第31回サンパウロ・ビエンナーレ(2014)では会期中都市を巻き込むかたちでアートスペースを展開し注目を集め、日本では「あいちトリエンナーレ2016」に参加し、会期中に講師を招いて様々なアクティビティを行った。

 ドクメンタの芸術監督としてアジア出身者が選ばれるのは今回が初めてであり、アート・コレクティブの登用も初の試みとなる。

 ドクメンタ15の会期は2022年6月18日から9月25日の100日間。