学校における図工・美術科だけでなく、子どものためのプログラム、アーティストを育てる専門教育、そして生涯学習までを指す「美術教育」。現在の学校、美術館、美大、幼児教育などにおける美術教育の多様なあり方とその可能性を考察した『美術手帖』2月号の刊行を記念し、代官山 蔦屋書店でトークイベントが行われる。
誌面の特集と連動した今回のトークイベントでは、アートの理論と社会/教育とをつなぐ研究を行う千葉大学准教授の神野真吾、多数の教育普及プログラムを手がけた経験を持つ、東京ステーションギャラリー学芸員の成相肇、そして子供とのワークショップなどをもとにした作品にも取り組むアーティストの山本高之が登壇。
トークイベントのテーマは「現代アートと美術教育」。三者それぞれの立場から、特に現代美術の領域における美術教育のとらえ方について、ギャップや課題も含め考察する。