原美術館閉館で常設作品はどうなる? 「ARCヘ移設」の方針明らかに
2020年末をもって閉館することがわかった東京・品川の原美術館。美術界に大きな衝撃を与えたこの件に関連し、同館常設作品の今後を美術館に聞いた。
![](https://bt.imgix.net/magazine/18901/main/1542894160895_958bd2baf9f839ac9f8dee51a4214aa8.jpg?auto=format&fm=jpg&w=1472&h=828&fit=clip&rect=0,427,2790,1569&v=4)
2020年12月をもって閉館し、その後は群馬県・伊香保のハラ ミュージアム アークを「原美術館ARC」と改称し、活動していくことがわかった原美術館。
同館には2階の奥にある奈良美智のインスタレーション《My Drawing Room》(2004〜)をはじめ、国内外のアーティストによる作品がいくつも常設展示されている。今回の閉館理由に施設の老朽化が挙げられていることもあり、SNS上ではこれら常設作品の行方についても危惧する声が上がっている。
これについて同館に問い合わせたところ、個別の作品については現時点で明言できないものの、「できるかぎり、ハラ ミュージアム アーク(原美術館ARC)に移設する方向」で動いているという。