石川直樹は1977年東京生まれの写真家。22才で北極点から南極点までを人力で踏破し、23才で七大陸最高峰の登頂に成功した。その後も辺境から都市まで世界各地を旅しながら、人類学・民俗学の視点を取り入れた独自のスタイルの作品を発表し続けており、近年では「奥能登国際芸術祭2017」に参加。メインビジュアルを手がけるとともに、銭湯で大規模なインスタレーションを発表した。
本展では、初期から現在までの活動を総合的に紹介。写真を通してその旅を追体験させることで、石川が描く、この星の新たな地図を発見させる。
なお会期中には、石川が展示作品や旅について語るトークイベントも予定されている。