アートと音楽の祝祭「DEFOAMAT」が2回目の開催へ。ルアンルパや菅野歩美×ヌトミックらが代官山で都市のオルタナティブを模索

東京・代官山で、アート、音楽、テクノロジーが交差する都市型フェスティバル「DEFOAMAT(デフォーマット)」が開催される。会期は5月13日〜17日。会期中は既存の価値観を揺さぶる先鋭的なプログラムが展開される。

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 東京・代官山でアート、音楽、テクノロジーが交差する都市型フェスティバル「DEFOAMAT(デフォーマット)」の2回目が開催される。会期は5月13日〜17日。

 今回のコンセプトは「Poetry and New Options(詩と新しい選択肢)」。詩的で知的な体験を通じて社会の新たな可能性に触れることを目指すアートと音楽の祭典となる。

ruangrupaが提示する「共有のリビングルーム」としての展示空間

 本祭の大きな見どころのひとつが、インドネシア・ジャカルタを拠点に活動する世界的なアート・コレクティブ、ルアンルパによるプロジェクト「Shared Living Room」だ。

 会場となる「MIDORI.so」では、ルアルンパが2024年から継続してきた首都圏近郊のオルタナティブな農業リサーチを起点とした展示が行われる。本展は完成された作品を見せる場ではなく、「集う・話す・刷る・配る・考える」といった行為が同時多発的に起こる、生活に近い社会的スペースとして構想されている。ZINEの印刷やトーク、食などを通じて、来場者との対話からその場で関係性が立ち上がっていくプロセスの展示を体験できるだろう。 

イスワント・ハルトノ(ルアンルパ)によるドローイング

重要文化財・旧朝倉家住宅で交わされる「交信」の気配

 国の重要文化財である「旧朝倉家住宅」では、2023年CAF賞最優秀賞を受賞した現代美術家・菅野歩美と、演劇カンパニー・ヌトミック(額田大志主宰)による回遊型演劇作品『≪交信の日≫The Day Something Answered』が発表される。

 菅野による原案・セノグラフィーと額田のテキスト・演出による本作では、観客はワイヤレスヘッドホンを装着し、屋内外や庭を巡りながら鑑賞する。都市の開発から取り残されたかのように佇む歴史的建造物の中で、音や空間を通じて「ずれ」や「交信」の気配を体験するパフォーマティブ・インスタレーションとなる予定だ。 

菅野歩美×ヌトミック『≪交信の日≫The Day Something Answered』キービジュアル

編集部