今週末に見たい展覧会ベスト11。藤本壮介の建築展から横尾忠則の個展、正倉院にまつわる展示まで【4/4ページ】

今週開幕

「alter. 2025, Tokyo」(日本橋三井ホール)

キービジュアル

 日本のプロダクトデザインに革新を促すイベント「alter. 2025, Tokyo(アルター. 2025, トーキョー)」が、日本橋三井ホールで初開催される。会期は11月7日〜9日。

 同企画は、次世代を担う多様な領域のクリエイターによるプロトタイピングやコラボレーションを促進し、オルタナティブなプロダクトデザインの在り方を提示する実験的なデザインイベントとなる。グローバルのデザインシーンを牽引するコミッティメンバーに選抜された11組のプロジェクト、計56名のクリエイターらがプロダクト作品を展示。これらの制作・展示には最大300万円の助成が設けられ、通常は実現が難しいような独創的なアイディアのプロトタイプ化を支援し展示・紹介することで、日本のプロダクトデザインに革新を促すことを試みるという。

会期:2025年11月7日〜9日
会場:日本橋三井ホール
住所:東京都中央区日本橋室町 2-2-1 COREDO 室町1  4、5階
開館時間:11:00〜20:00(最終日〜17:00)
休館日:無休 
料金:[1日券]一般 2000円 / 学生 1000円[3日通し券]一般 3000円 / 学生 2000円

「EASTEAST_TOKYO 2025」(科学技術館)

「EASTEAST_TOKYO 2023」の様子 Photo by Yuki Aizawa. Courtesy of EASTEAST_

 2020年に始動したアートフェア「EASTEAST_TOKYO 2025」が、11月8日〜10日の会期で東京都千代田区の科学技術館で開催される。

 「EASTEAST_TOKYO」は、2020年の第1回でコロナ禍におけるアートフェアのあり方を問い直し、実験的な試みとして始動した。23年の第2回からは科学技術館を会場とし、約1万人を動員。東京のカルチャーシーンと国内外のアーティストやコミュニティを結びつける場を提供してきた。

 第3回目となる今回は、日本およびアジアを中心に約25のギャラリーやアートスペースが参加する。

会期:2025年11月8日〜10日 ※プレビューは11月7日(招待者と報道関係者のみ)
会場:科学技術館
住所:東京都千代田区北の丸公園2‐1
開館時間:12:00〜19:00(11月10日〜17:00)
料金:[1日券]一般 2000円 / 23歳以下 1000円
[3日通し券]一般 5000円 / 23歳以下 2500円