「共時的星叢―時を共にした星たち 越境する芸術のまなざし」(9月5日〜12月13日)
9月5日〜12月13日の会期では、「共時的星叢―時を共にした星たち 越境する芸術のまなざし」が開催。本展は、日本と台湾における近代の受容と発展を、美術、映画、文芸、音楽など多様な芸術文化を切り口に再考するもの。映画監督・黄亜歴(ホアン・ヤーリー)が日本統治下の1930年代台湾で結成されたモダニズム詩社「風車詩社」の文化的交流や葛藤を描いた映画『日曜日の散歩者』の実験的な映画言語を反映した空間で、時代や地域、ジャンルを越え表現を共鳴させることで、現代の視点から近代を見つめ直す試みだという。

ハンス・ハーケ(2027年2月6日〜5月16日)
2027年2月6日から5月16日にかけては、ハンス・ハーケ(1936年ドイツ・ケルン生まれ)のアジアにおける初の大規模回顧展が開催される。1960年代のニューヨークで展開されたコンセプチュアル・アートの中心人物として、この運動を、権力・経済・文化が複雑に絡み合うシステムへの批判的な問いかけへと導いたハンス・ハーケ。環境問題から政治的・企業的権力への追及まで、歴史的な作品やプロジェクトを幅広く紹介し、ハーケの実践とその現代における意義を包括的に提示するという。
















