藤田嗣治の《猫の教室》が初公開。企画展「藤田嗣治 猫と少女の部屋」が軽井沢安東美術館で開催へ

軽井沢安東美術館で企画展「藤田嗣治 猫と少女の部屋」が3月3日〜9月12日の会期で開催。本展では、藤田の《猫の教室》(1949 油彩、キャンバス 軽井沢安東美術館蔵) を含む約120点の作品が展示される。

軽井沢安東美術館 展示室より、 左から《パリの屋根の前の少女と猫》(1955)、《猫の教室》(1949)、《正面を向く猫》(1930)

 軽井沢安東美術館で企画展「藤田嗣治 猫と少女の部屋」が3月3日〜9月12日の会期で開催される。

 軽井沢安東美術館は、藤田嗣治(レオナール・フジタ、1886~1968)だけを展示する日本初の個人美術館。多くの企業再生に関わってきた実業家・安東夫妻の「皆様を自宅に招くような気持ちで、美術館を心地よく楽しんでいただき、ゆっくり藤田作品を鑑賞していただきたい」という思いから、私財を投じて設立された。

 本展では、藤田が約1年のニューヨーク滞在中に描いた《猫の教室》(1949)を初披露するとともに、同館開館のきっかけとなったコレクションの最初の1点《ヴァンドーム広場『魅せられたる河』より》(1951)など全5点の初公開作品を含む、約120点の作品が展示される。

軽井沢安東美術館 展示室より
軽井沢安東美術館 展示室より 撮影=新良太
軽井沢安東美術館 展示室より 撮影=新良太

編集部

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