荒神明香(アーティスト)、南川憲二(ディレクター)、増井宏文(インストーラー)の3名を中心とした現代アートチーム・目 [mé]。その企画展「SKY GALLERY EXHIBITION SERIES vol.5 『目 [mé]』」が東京の渋谷スクランブルスクエアに位置する展望施設 SHIBUYA SKY 46階「SKY GALLERY」で開催される。会期は2023年1月13日~3月24日。
同施設で定期的に開催される「SKY GALLERY EXHIBITION SERIES」は、共通テーマに「視点を拡げる」を掲げ、アーティストが本施設から受けたインスピレーションをもとにオリジナル作品を制作。それらの作品が主軸となり、展示されるというものだ。
本展のコンセプトは「都市の運動から抜け出し『ただ、眺める』」。これまで展示空間と観客を含めた状況をつくることで空間を変容させ、現実の不確かさを人々に体験させてきた目 [mé]が、自身の視点とSHIBUYA SKYの体験をかけあわせることで、普段の景色から解放された、ただ物事のありのままを眺める体験をつくり出すという。
新たな展覧会の幕開けに際し、目 [mé]は以下のようにコメントを寄せている。「美術館や商業施設などの展示場とも少し異なる、漠然とした都市の眺めとともにあるSHIBUYA SKYの展示空間。そこで、普段の視点からふっと離れられるような機会を準備しています。どうぞお楽しみに」(一部抜粋)。