2017年のパリ・装飾美術館を皮切りにロンドン、上海、NY、ドーハで成功を収めてきた展覧会「クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ」が、ついに日本に上陸する。会期は今年12月から2023年6月までの予定で、会場は東京都現代美術館だ。
この展覧会は、クリスチャン・ディオールが1946年に創設したクチュールメゾン「ディオール」の70周年を記念したもの。これまでの展示では、ディオールの幼少期からクチュリエとして成功を収めるまで、そしてディオールの後を継いだイヴ・サンローランやジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズなど後世のアーティスティック・ディレクターたちの作品が網羅的に紹介されてきた。
東京展の詳細はまだ明らかにされていないが、東京都現代美術館ウェブサイトによると、「メゾンと日本との強い絆に焦点を当て、新たな空間デザインのもと、初公開のアーカイブピースを含むディオールの豊かな文化遺産を紹介」するものになるという。続報を待ちたい。