今年、チームラボが北京に新たなミュージアム「チームラボマスレス 北京」(teamLab Massless Beijing)を開館する。
ミュージアムは北京ジョイシティの最上階に常設。床面積は約1万平米、天井高は約11メートルの大型施設で、40点以上のチームラボの作品を展示する。
展示作品のひとつ、《質量のない雲、彫刻と生命の間》は雲のような白い塊が空間に浮かぶインスタレーションで、来場者が物理的に雲の中に入ることが可能となる作品だ。
そのほか、400台のレーザーを用いた、光の平面の集合体で立体物を構築する「Light Sculpture - Plane」シリーズや、無数の光の球体群と闇の球体群によって構成された初公開作品《質量のない太陽と闇の球体群》を展示。
また、高低差のある「ふわふわな地形」のうえを歩く《ふわふわな地形のつぶつぶの地層》や、運動空間「運動の森」や、共同的な創造性をコンセプトにした教育プロジェクト「未来の遊園地」なども展示される。
なお、同じフロアには、ユーレンス現代美術センター(UCCA Center for Contemporary Ary)による新たなギャラリー「U2 by UCCA」(通称:U2)もオープンする。