2021.12.9

世界遺産・清水寺で塩田千春、宮島達男らが作品展示。「ARTISTSʼ FAIR KYOTO 2022」の新企画

毎年京都を舞台に開催されているアートフェア「ARTISTSʼ FAIR KYOTO 2022」。そのアドバイザリーボードたちによる初の展覧会が、世界遺産・清水寺を舞台に行われる。会期は2022年3月5日〜3月13日。

第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展より、塩田千春《掌の伴》(2015) Photo by Sunhi Mang 
前へ
次へ

 毎年京都を舞台に開催されているアーティスト主導のアートフェア「ARTISTS' FAIR KYOTO 2022(アーティスツ フェア キョウト)」が、若手アーティストを推薦する「アドバイザリーボード」による初の展覧会を世界遺産・清水寺で開催する。会期は2022年3月5日〜3月13日。

清水寺

 ARTISTS' FAIR KYOTOでは、毎回一線で活躍するアーティストたちがアドバイザリーボードとなって若手アーティストを推薦し、その推薦を受けたアーティストたちがフェア形式で作品を展示・販売してきた。次回のアドバイザリーボードには大庭大介、加藤泉、鬼頭健吾、塩田千春、椿昇、名和晃平、宮島達男、ヤノベケンジら14組が名を連ねている。

アドバイザリーボードメンバー

 これまで同フェアではアドバイザリーボードのみの展示企画は行われてこなかったが、今回はその代表作から新作までが一堂に会する。

 会場は清水寺内にある西門、三重塔、経堂(重要文化財)、成就院(重要文化財・一般非公開)の4ヶ所。西門ではヤノベケンジ、三重塔(横)ではYotta、経堂では宮島達男が作品を展開。そのほかの11組は成就院で展示を行う。

清水寺西門
清水寺三重塔
清水寺経堂
清水寺成就院
ヤノベケンジ 狛犬
加藤泉 無題 2021 214×129.5×146.5cm/163.5×79×59cm/246.5×106×90cm ブロンズ、ウレタンペイント、ステンレス、コーティング Photo by Ringo Cheung Courtesy of the artist and Perrotin ©2021 Izumi Kato
椿昇 MAMMALIAN 2011 800×650×600cm Inflatable balloon