六甲山の自然のなかでアートを楽しむ。「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2021」が開催

野外に点在する作品を、六甲山の豊かな自然のなかで楽しむことができる芸術祭「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」が今年も開催される。会期は9月11日〜11月23日。

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 明治時代の居留外国人によってレジャーの山として開発が始まり、その豊かな自然や眺望がいまなお多くの人に愛されている兵庫県の六甲山。ここで2010年から開催されてきた「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」が、今年も開催される。会期は9月11日~11月23日。

 「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2021」には34組のアーティストが参加。安藤忠雄が最初に手がけた「風の教会」では、アニメーション作品で知られる束芋が、空間に影響を受けた自身の様々な感覚や感情の動きを可視化する映像インスタレーションを展示する。

「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2020」 開催時の様子

 淺井裕介、高山夏希、松井えり菜、村山悟郎によるアートユニット「パルナソスの池」は旧摩耶観光ホテルで滞在制作し、六甲山上の「旧パルナッソスの休憩小屋」で空間全体を使った作品を発表。このほかにも、芸術ユニットの明和電機、女優・写真家して活動する松田美由紀など、幅広いジャンルのアーティストが一堂に会する。

 また今回は新たな試みとして、JR三ノ宮駅前で過去の人気作品の特別展示を実施。アクセスのよい駅前で過去作品を見てから六甲山のメイン会場に向かえば、芸術祭の魅力をより感じることができるだろう。

編集部

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