2021.2.25

渋谷に新たなコマーシャルギャラリー「biscuit gallery」が誕生。国内外の若手アーティストを紹介

新たなコマーシャルギャラリー「biscuit gallery(ビスケット・ギャラリー)」が3月12日、東京・渋谷にオープン。国内外の若手美術作家を広く取り扱う。

「biscuit gallery」ロゴマーク
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 若手の現代美術作家を中心に取り扱うコマーシャルギャラリー「biscuit gallery(ビスケット・ギャラリー)」が3月12日、東京・渋谷にオープンする。

 同ギャラリーの代表・コバヤシマヒロは、現代美術コレクターでもあり、また美術情報のウェブサイト「Bur@rt」を主催して、若手の現代美術作家の情報を発信してきた。「biscuit gallery」では、コバヤシがこれまでにアプローチしてきたアーティストを中心に、国内外の若手美術作家を取り扱う。

 ギャラリーはビルの1階から3階の3フロアで構成。国内の美術館、ギャラリーでは初の採用となる新世代照明システムを導入し、平面、立体、映像、インスタレーションなど、多様な展示方式に対応出来る設計を実現。合計100平米を超える展示フロアは、複数作家による同時個展や、作家、批評家によるトークイベント、アートコレクターの座談会など、多目的に活用される。

biscuit galleryの入居するビル

 同ギャラリーではオープニング展として、以下のふたつのグループ展を開催する。「biscuit gallery Opening Exhibition」(3月12日〜3月28日)では五十嵐大地、岡田佑里奈、清川漠、トモトシ、中澤ふくみ、森井沙季を、「biscuit gallery Opening Exhibition II」(4月1日〜4月18日)では石井海音、木村翔馬、服部芽生、御村紗也、山田康平、山本捷平を展示。東京での初展示を実施する作家から、国内外のアートフェア出展や美術館展示実績のある作家まで、注目の若手作家が6名ずつ紹介される。