Chim↑Pomが渋谷PARCOに帰ってくる。ショッププロジェクト「KANE-ZANMAI 渋谷PARCO 2020」を開催

渋谷PARCOがリニューアル1周年を迎えるのにあわせ、同館内にあるMeets by NADiffでアーティスト集団Chim↑Pomによるショッププロジェクト「KANE-ZANMAI 渋谷PARCO 2020」の期間限定ショップが開店する。期間は11月19日〜12月6日。

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 昨年11月22日にリニューアル開館を迎えた渋谷PARCO。その1周年にあわせ、同館4階にあるアートショップ「Meets by NADiff」で、アーティスト集団Chim↑Pomによるショッププロジェクト「KANE-ZANMAI 渋谷PARCO 2020」の期間限定ショップが展開される。期間は11月19日〜12月6日。

 「KANE-ZANMAI」は、2014年に当時Chim↑Pomが拠点としていた高円寺のキタコレビルでスタートしたプロジェクト。千円札専用の千円札自動販売機や、凍らせたエリイの涙やゴミなどを素材にした作品を展開し、話題を集めた。数々の実験的なプロダクトを登場させることで、「商品」と「作品」、あるいは「価値」とは何かを突き付けるものだ。

 そして今回、Chim↑Pomは渋谷の地に由来する埋蔵されていた都市の遺物を取り出すことを試み、その発掘の成果物を披露するという。期間中は新作のKANE-ZANMAIプロダクトを限定販売するとともに、グラフィックデザイナー・石塚俊がデザインを手掛けた、KANE-ZANMAIアパレルアイテムもリリース予定となっている。

 なおChim↑Pomは2012年、渋谷パルコ・パート1で大規模個展「Chim↑Pom展」を行っており、壁面のネオンロゴ「P」と「C」を取り外して作品にし、エントランス前には巨大な黒色のゴミ袋を出現させるなど、大きな話題を呼んだ。

Chim↑Pomがネオンを外した渋谷パルコ・パート1(2012)

編集部

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