今年の「UENOYES」はオンラインで開催。日比野克彦と多彩な出演者がダイバーシティを語る6日間

日比野克彦が総合プロデューサーを務め、社会包摂をテーマに展開してきた文化芸術事業「UENOYES」。今年は「UENOYES 2020 “HOME & AWAY”」として、オンラインでトークセッションなどが配信される。会期は11月20日~22日、27日~29日。

「UENOYES 2020 “HOME & AWAY”」ロゴ

 日比野克彦が総合プロデューサーを務め、2018年から上野公園とその周辺地域を舞台に行われてきた「UENOYES」社会包摂をテーマとし、昨年はファッションショーや展覧会、来場者とともに制作するモニュメントなど様々なコンテンツを展開した。

 同イベントが、今年は新型コロナウイルスの影響を受け、「UENOYES 2020 “HOME & AWAY”」としてオンラインで開催。11月20日~22日、27日~29日の6日間にわたり、12のトークセッションなどを配信する。

昨年度開催の様子

 トークセッションでは日比野克彦が総合司会を務め、千葉雅也(哲学者)、坂本龍一(音楽家)、コムアイ(歌手・アーティスト)、山縣良和(ファッションデザイナー・ここのがっこう主宰)、内田也哉子(文筆業)、横澤琴葉(ファッションデザイナー)、はらだ有彩(テキストレーター)、レオンハルト・バルトロメウス(YCAMキュレーター・RUANGRUPA[インドネシア]メンバー)、平野紗季子(フードエッセイスト)、猪子寿之(チームラボ代表)、宇川直宏(現代美術家・DOMMUNE主宰)、岡田利規(劇作家・チェルフィッチュ主宰)、北川フラム(アートディレクター)、椹木野衣(美術批評家)など、各界から多彩な出演者計34名が参加する。

 コロナ禍で巣ごもり(HOME)を余儀なくされるなか、オンラインを介した遠隔地(AWAY)にいる者同士による各セッションを通して、上野のインクルーシブな価値観を語り合う「UENOYES」。詳しいタイムテーブルは、公式ウェブサイトを参照してほしい。

編集部

Exhibition Ranking