郵送された展示から作品を想像。原泉アートプロジェクトが「想像する展覧会〜原泉アートデイズ!2020 不完全性〜」を開催

静岡・掛川市の原泉地区で、2018年より現代アートを通して地域の魅力を再発掘する活動を続けてきた原泉アートプロジェクト。同プロジェクトが、郵送によって展示作品を想像させる新たな展覧会「想像する展覧会〜原泉アートデイズ!2020 不完全性〜」を開催する。

原泉アートプロジェクト 広報資料より

 静岡・掛川市の原泉地区で、2018年より現代アートで地域の魅力を再発掘しながら、人と自然との共生を目指す芸術活動に取り組んできた原泉アートプロジェクト。

 原泉地区の各所を会場とちたアートイベント「原泉アートデイズ!」の開催をはじめ、多くの展示やイベント、ワークショップを開催してきた。

 同プロジェクトが7月末日より、郵送によって展示作品を想像させる新たな展覧会「想像する展覧会〜原泉アートデイズ!2020 不完全性〜」(以下、「想像する展覧会」)を開催する。

 同展では郵送により実際に完成した作品が届くわけではなく、作品を制作するうえで生まれるアイデアや過程、経過を郵送物で開示していく新しい試みとなっている。郵送は7月末から11月にかけて4回に分けて行われる。

 参加アーティストは中瀬千恵子、北見美佳、野々上聡人、水戸部春菜、鉾井喬、ソノノチ、Haniel Wides安藝悟、下田実來、Robin Owings、kiritsuaiko、Celeste Amparo Pfau。

 なお、「想像する展覧会」は、10月15日〜11月15日に掛川市の原泉地区で現地開催を予定している「原泉アートデイズ!2020」の一端を担うものとなっており、実際の場と想像の場を行き来しながら構成されるアートイベントを目指している。

 「想像する展覧会」への参加は、同展のPeatixページより申し込める。観覧料はドネーション制となり、申し込み締め切りは7月26日、限定100名までで定員に達し次第受け付け終了となる。

編集部

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