気鋭の写真家・奥山由之と、フラワークリエイター篠崎恵美(edenworks)による企画展「flowers」が、渋谷パルコ4階のPARCO MUSEUM TOKYOで開催される。会期は1月31日~2月16日。
奥山は1991年東京生まれ。2011年に『Girl』で第34回写真新世紀優秀賞受賞。16年には『BACON ICE CREAM』で第47回講談社出版文化賞写真賞を受賞した。近年の主な個展に、 「BACON ICE CREAM」パルコミュージアム(2016)、「君の住む街」表参道ヒルズ スペースオー(2017)などがある。また、演出家・映像作家としてTVCM・MVなどの映像作品も手がけているほか、 広告・CDジャケットなどのアートディレクションも行なっている。
いっぽう篠崎は、独自の感性で花の可能性を見つけ、植物と様々なアイテムを使って新しいクリエイションをするフラワークリエイター。09年に独立し、ウィンドウをはじめ、店内装飾、ブランドとのコラボレーション、雑誌や広告、CM、MVなどの大型セットから小道具まで、花にまつわる様々な創作を行っている。15年に自身初のフラワーショップ「edenworks bedroom」を代々木上原でオープン、17年にはドライフラワーショップ「EW.Pharmacy」を奥渋谷にオープンさせ、19年9月より、「edenworks」のクリエイションを生む仕事場として「PLANT by edenworks」をスタートさせた。
このふたりのコラボレーションとなる本展では、篠崎が花と植物のインスタレーションで構成した会場に奥山のプライベートワークを展示する。
また会場では、奥山が撮影したedenworksの花の写真をプリントした各種展覧会記念商品や、 奥山由之×edenworksの数量限定のPOST FLOWER(ドライフラワー入りポストカード)も発売。
また会期途中から、edenworksのインスタレーションで使用された花々をドライフラワーに加工し、 オリジナルパッケージに入れて数量限定で販売するという。