2019.12.5

テーマは「脱皮」。アルスエレクトロニカ出展作品も並ぶ「未来の学校祭」、第2回がミッドタウンで開催

アート×テクノロジーを通じて、未来の社会を参加者も交えて考えるフェスティバル「未来の学校祭」。その第2回が、東京・六本木の東京ミッドタウンで開催される。会期は2020年2月20日〜2月24日。

 

ルイ=フィリップ・ロンドー LIMINAL 2019 (C)Louis-Philippe Rondeau
前へ
次へ

 今年2月に第1回が開催された東京ミッドタウンの「未来の学校祭」が、来年も開催されることが発表された。会期は2020年2月20日~2月24日。

 同イベントは、アート×テクノロジーを通じて、未来の社会を参加者とともに考えるというフェスティバル。「アートやデザインを通じて、学校では教えてくれない未来のことを考える新しい場」をコンセプトに掲げ、アーティストや企業、大学などが出展する。

第1回の展示風景より、ジェイコブ・トンスキー《Balance From Within》

 会場となる東京ミッドタウンは、2017年より国際的なクリエイティブ機関として知られる「アルスエレクトロニカ」との協働により、共同プロジェクトを実施してきた。「未来の学校祭」も、このアルスエレクトロニカとの協働イベントだ。

 今年のテーマは「脱皮 / Dappi─既成概念からの脱出─」。アート作品を通じて未来の社会を見つめ、視点の変化を促すことで、思考や既成概念から脱皮するきっかけを提示するという。

 現時点で参加作家の全貌は明らかになっていないが、ルイ=フィリップ・ロンドーが「アルスエレクトロニカ・フェスティバル 2019」で発表した体験型のインスタレーション《LIMINAL》は目玉作品となりそうだ。

 なお「未来の学校祭」とほぼ同時期に都内では「恵比寿映像祭」「DIGITAL CHOC」「MEDIA AMBITION TOKYO」が開催。2月7日~3月14日(予定)の期間中、コラボレーションプログラムやイベントオーガナイザーが一堂に会するトークイベント、各イベントを巡るハッシュタグキャンペーン(#ARTANDMEDIA_TOKYO)などが実施される。

第1回の展示風景より、Cod.Act《πTon(ピトン)》