アーティストたちの社会への眼差し。平川典俊、広川泰士、ミリアム・カーンらによるグループ展がワコウ・ワークス・オブ・アートで開催

平川典俊、広川泰士、ミリアム・カーンらによるグループ展「Landscapes」が、東京・六本木のワコウ・ワークス・オブ・アートで開催される。会期は3月9日〜4月6日。

平川典俊 幻想郷 — 海岸線(An Illusionary Country - The Coastline) 2019 © Noritoshi Hirakawa, Courtesy WAKO WORKS OF ART

 東京・六本木のワコウ・ワークス・オブ・アートで、グループ展「Landscapes」が開催される。

 本展では、「風景」をテーマに、ニューヨークを拠点に活動を行っている写真家・平川典俊が、福島県いわき市と広野市を撮影した新作を発表。「ゼラチンシルバーセッション」プロジェクトを立ち上げ、フィルムや銀塩写真文化を残すための活動を行っている広川泰士が原発で撮影した作品などの、コレクション作品も交えて展示する。

 そのほか、アートを通じて戦争や核などの社会問題に向き合ってきたミリアム・カーンが、チェルノブイリ原発事故後の1986年に描いたという水彩画にも注目したい。

編集部

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