2018年に初回が開催され、話題を集めたアートフェア「ARTISTS' FAIR KYOTO」。その第2回が2019年3月2日と3日の2日間にわたって京都市の中心部2会場(京都府京都文化博物館 別館と京都新聞ビル 印刷工場跡)で開催されるのを前に、サテライトイベントとして、若手アーティストの活躍の場を拡げる「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2019:BLOWBALL」 が2月より行われる。
「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2019:BLOWBALL」の会場となるのは、京都府内の飲食店、ホテルといった身近な場。各会場と若手アーティストがコラボレーションして作品の展示・販売を行う。
クラフトビールが楽しめるスプリングバレーブルワリー京都では、古今東西の多様なモチーフに着目し、異文化間の「はざま」についての考察を独自の世界観で紡ぎ出す荒木悠が作品を発表。映像作品を中心に、築約100年の洋館の一室で京都のクラフトビールとコラボレーションする。
またKYOTO ART HOSTEL kumagusukuではVR世界で立体物を絵画的に描くことで注目を集める若手作家・木村翔馬らが作品を展示。ワコールスタディホール京都では、宮田彩加が刺繍データにあえてバグ=エラーを加えることで様々なテクスチャーを生み出すコンピュータ刺繍による作品を見せる。
このほか、2019年春に京都河原町高辻にオープン予定の宿泊型ミュージアム「BnA Alter Museum」や、老舗料亭・下鴨茶寮などもイベントの会場となる。