ペロタン東京で「ブロックヘッド・スタックス」をチェック。エディ・マルティネズ、日本初個展の見どころとは?

1977年生まれの独学のアーティスト、エディ・マルティネズの日本初個展「Blockhead Stacks」が、12月20日よりペロタン東京で開催されている。本展では、マルティネズの作品に繰り返し見られるスカルのモチーフを探索した一連のペインティングやドローイングが並ぶ。会期は2019年1月23日まで。

ペロタン東京、会場風景より © Eddie Martinez; Courtesy of the artist, Perrotin, and Mitchell-Innes & Nash, New York. Photo by Kei Okano

 12月20日、ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、エディ・マルティネズの日本初個展「Blockhead Stacks」が、ペロタン東京で開幕した。

 1977年生まれのマルティネズは、美術学校にごく短期間しか在学しなかったため、実質的には独学のアーティストだ。2005年に初個展を開催して以来、ドローイング・センター(ニューヨーク)やウェルズリー大学デイヴィス美術館(マサチューセッツ州)、ティモシー・テイラー(ロンドン)などで個展を行ってきた。

展示風景 © Eddie Martinez; Courtesy of the artist, Perrotin, and Mitchell-Innes & Nash, New York. Photo by Kei Okano

 伝統的な手法と型にはまらない手法を交差させながら、シルクスクリーンやスプレーペイント、油絵具とエナメル塗料などを重ねた作品を制作してきたマルティネズ。

 「Blockhead Stacks」と題された本展では、マルティネズの作品に繰り返し見られるスカルのモチーフを探索した一連のペインティングやドローイングを発表。また、ペインティングの習作として描かれた一連の小さなドローイングも本展の見どころの一つだ。

 なお、現在ニューヨークのブロンクス美術館では、「抹消」をテーマにした一連の新作を展示するマルティネズの個展「White Outs」も開催中。会期は2019年2月17日まで。

編集部

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