国内最大級の学生向けアートコンペ「CAF賞2018」。15名のファイナリストの作品展が開催へ

前澤友作が会長を務める現代芸術振興財団が2014年より実施してきた、日本全国の学生を対象としたアートアワード「CAF賞」。その2018年度のファイナリストに選ばれた15名による展示が東京の代官山ヒルサイドテラスで開催される。会期は11月27日〜12月2日。

「CAF賞2017」での会場風景

 ZOZOの代表取締役社長、前澤友作が会長を務める現代芸術振興財団。現代美術の普及活動およびアーティストの活動支援と現代芸術の発展を目指すこの財団が主宰する「CAF賞」のファイナリストによる作品展が行われる。

 高校、大学、大学院、専門学校の学生を対象とした「CAF賞」は2014年より実施され、これまでに川内理香子、井田幸昌をはじめ、多くの若手アーティストの活躍のきっかけとなる場を提供してきた。

  第5回となる今回の「CAF賞2018」は昨年に続き、SCAI THE BATHHOUSEの代表を務める白石正美、東京都現代美術館学芸員の藪前知子、ライゾマティクスの齋藤精一が審査員を務め、最優秀賞1名・審査員特別賞3名の、合計4名の学生が選出される。

「CAF賞2017」での会場風景

 入選者は、OUYANG ZIXUAN、大石一貴、大西晃生、大野由美子、大原由、佐藤華音、菅谷杏樹、スクリプカリウ落合安奈、田嶋周造、辻梨絵子、仲衿香、根本祐杜、星野陽子、持田敦子、山縣俊介の15名。前回を大きく上回る応募のなかから審査を通過した15名による入選作品を展示し、現地での最終審査にて各賞受賞者が決定する。

 なおCAF賞2018の受賞者は、11月27日の18:00から行われる表彰式、レセプションにて発表される。

 ジャンルは絵画、彫刻、映像、インスタレーション、パフォーマンスなど様々。今後の活躍が期待される学生の作品を、いち早くチェックしたい。

編集部

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