巨大な「UFO」が問いかけるものとは? 「ドザえもん」で話題を呼んだ岡本光博が個展「UFO」を開催
《バッタもん》や《ドザえもん》など、アイロニカルな作品を次々と発表し話題を集めてきた岡本光博が個展「UFO」を東京・神楽坂のeitoeikoで開催する。会期は10月5日~11月3日。
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高級ブランドの生地を縫製した《バッタもん》(2007)や人気キャラクターを題材にした《ドザえもん》(2017)で話題を集めるアーティスト・岡本光博が、個展「UFO」を東京・神楽坂のeitoeikoで開催する。
2017年末には、沖縄で開催されたアートイベント「2017イチハナリアートプロジェクト+3」で在日米軍を題材に、シャッターに描いた作品《落米のおそれあり》が市によって封印され、波紋を呼んだ。
15年に、青森県立美術館の正面玄関前庭に展示した直径3.6メートルの《未確認墜落物体 UFO Unidentified Falling Object》で多くのメディアに取り上げられた岡本。このUFOをモチーフにした作品は《未確認1分間に5回転物体 Unidentified Five-rounds-per-minute Object》《未確認家庭物体 Unidentified Family Object》と増殖を繰り返し、18年には《未確認回転物体 Unidentified Freespinning Object》も登場した。
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本展では、この「UFO」シリーズから大型オブジェ《未確認回転物体》のほか、最新作を展示。ユーモアあふれる作品によって、未知を既視化するとともに、既知の出来事を疑おうとする岡本のいまを見ることができる。