蜷川実花が「京都」を撮る!
15人の芸妓・舞妓を撮影した新作を京都で初公開

写真家の蜷川実花が「蜷川実花写真展 UTAGE 京都花街の夢」を、京都駅ビル内に位置する美術館「えき」KYOTOで開催。京都の花街や景色を撮影した新作を初公開する。会期は4月14日〜5月13日。

実佳子(祇園甲部・舞妓)  © mika ninagawa, artbeat publishers

 現代日本を代表する写真家として活躍し、国内外で注目を集め続けている蜷川実花。現在、2020年に開かれる東京オリンピック・パラリンピック競技大会の組織委員会理事も務めている。

 そんな蜷川が日本の文化と美学の象徴である「京都」に真っ向から挑戦する「蜷川実花写真展 UTAGE 京都花街の夢」が、4月より京都で開催される。

尚あい(上七軒・舞妓) © mika ninagawa, artbeat publishers

 展示は、京都の伝統的な美学の粋が蓄積された「花街」と、四季折々の美しい京都の「景色」をあわせた約120点で構成。「花街」では、京都の五花街(祇園甲部、宮川町、先斗町、上七軒、祇園東)から選び抜いた芸妓・舞妓15名を、それぞれのイメージに合わせて作成した特別なセットで撮り下ろした。

つね有(祇園東・芸妓) © mika ninagawa, artbeat publishers

 蜷川が2年以上の月日をかけ、幾度となく京都へ足を運んで制作したという本作。春の京都で、蜷川ならではの虚実入り交じる写真によって増幅された「京都」と「花街」の魅力を堪能してみてはいかがだろうか。

とし真菜(宮川町・芸妓)  © mika ninagawa, artbeat publishers
市結(先斗町・舞妓) © mika ninagawa, artbeat publishers

編集部

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