
「高畑勲展─日本のアニメーションを作った男。」(麻布台ヒルズ ギャラリー)開幕レポート。「火垂るの墓」は反戦映画ではないと語った高畑の哲学とは
東京・麻布台でにある麻布台ヒルズギャラリーで、「高畑勲展─日本のアニメーションを作った男。」が開幕した。会期は9月15日まで。

東京・麻布台でにある麻布台ヒルズギャラリーで、「高畑勲展─日本のアニメーションを作った男。」が開幕した。会期は9月15日まで。

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

5年間の改修工事に入ったポンピドゥー・センター。完全閉館前にヴォルフガング・ティルマンスが招かれ、同館内にある大型図書館での展示を企画した。臨時移転先が整う予定の9月まで、アーティストの約40年にわたる多様な制作を振り返りながら、束の間の学びと思考が可能な場となっている。

滋賀県立美術館で現代アーティスト・笹岡由梨子の個展「笹岡由梨子のパラダイス・ダンジョン」が開催される。会期は2026年1月17日~3月22日。

アムステルダム国立美術館が2013年以降毎年開催している庭園彫刻展。その第12回目を飾るのが、イサム・ノグチの展覧会だ。

現代アートを通じた国際的な交流と協働をテーマに、京都を舞台に開催されるアートフェア「Art Collaboration Kyoto(ACK)」が、2025年で第5回目を迎える。会期は11月14日〜16日。

国立ハンセン病資料館で、同館初となる「戦争」をテーマとしたギャラリー展「戦後80年-戦争とハンセン病」が開催される。会期は7月19日~8月31日。

世界でもっとも影響力のあるアートラバー、BTSのRMがカムバックを果たした。

JR東日本上野駅コンコースにある猪熊弦一郎の壁画《自由》が現在修復中。その作業現場の様子をお届けする。

アーティゾン美術館で「彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術」がスタートした。会期は9月21日まで。

ポーランド文化の魅力を発信するイベント「Po!land ポ!ランド」の一環として、注目の若手アーティスト・笹岡由梨子による展覧会「ポロニア × キュリー・マジック・ラボ」が大阪市中央公会堂地下1階で開催中。会期は7月5日まで。

東京・渋谷にある渋谷区立松濤美術館で、「黙然たる反骨 安藤照 ―没後・戦後80年 忠犬ハチ公像をつくった彫刻家―」が開幕した。会期は8月17日まで。

東京・銀座にあるマイナビアートスクエアで、「マイナビアートスクエアアワード2025」が初開催される。学生の作品や活動を称える本アワードは、7月13日まで作品のエントリーを募集中。

すみだ北斎美術館で、「あ!っと北斎~みて、みつけて、みえてくる浮世絵~」展が開幕。葛飾北斎の浮世絵に込められた驚きの「仕掛け」を楽しむ展覧会だ。

横浜・新高島にあるArt Center NEWで、「世代同士の交流」がテーマとなる公募企画が実施される。グランプリには同ギャラリースペースでの展覧会開催のチャンスが与えられる。応募期間は6月15日〜7月15日。

ハイジュエリー メゾンのヴァン クリーフ&アーペルをアール・デコ期の芸術潮流に着目しながら紹介する展覧会「永遠(とわ)なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル―ハイジュエリーが語るアール・デコ」が、東京都庭園美術館で開催される。会期は9月27日〜2026年1月18日。

広島市現代美術館で、戦争や原爆の記憶と美術表現との関係をテーマとした特別展「被爆80周年記念 記憶と物 ―モニュメント・ミュージアム・アーカイブ―」が開幕した。会期は9月15日まで、会場をレポートする。

大阪中之島美術館で日本美術における「知られざる鉱脈」を発掘し、従来の評価序列に風穴を開けようとする展覧会「日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ!」がスタートした。会期は8月31日まで。

東京・渋谷の渋谷教育学園内にあるUESHIMA MUSEUM で、コレクション展「創造的な出会いのためのテーマ別展示」がスタートした。その見どころとは?

ルイ・ヴィトンの歴史と創造性を日本的視点で再解釈した展覧会「ビジョナリー・ジャーニー」が、大阪中之島美術館で開催される。会期は7月15日〜9月17日。