EXHIBITIONS
小林エリカ「わたしは しなない おんなのこ / Seance」
小林エリカの個展「わたしは しなない おんなのこ / Seance」がYutaka Kikutake Galleryで開催される。本展では、2021年の小林の活動の幅を紹介するようなドローイング、写真作品が展示される。
小説家・マンガ家としても知られる小林。目に見えないもの、時間や歴史、家族や記憶、場所の痕跡から着想を得た作品を、小説やマンガ、ドローイング、写真、映像、インスタレーションと様々な手法を通じて発表し高い評価を得てきた。
2021年には、アンネ・フランクの言葉に着想を得た絵本『わたしは しなない おんなのこ』(岩崎書店)、また実父の生と死をテーマにした小説『最後の挨拶 His Last Bow』(講談社)を発表。その傍ら、弘前れんが倉庫美術館で開催されるグループ展「りんご前線 — Hirosaki Encounters」(10月1日〜2022年1月30日)では、弘前の地で出生した実父の人生、そしてその死と死後の記憶の在り方をめぐる新作インスタレーション作品を発表するなど精力的に活動している。
小林は、2019年に開催したYutaka Kikutake Galleryでの初個展「野鳥の森 1F」では、作家が長年にわたってリサーチを重ねてきた原子力エネルギーについて、とりわけ東京電力福島第一原子力発電所における事故後の様相から、原子力エネルギーにまつわるより繊細な記憶に着目した作品を発表した。
本展は、小林にとっての創作の動機になったとも言えるアンネ・フランクの「わたしの望みは、死んでからもなお生きつづけること!」という言葉と、アンネと同年の1929年に生まれシャーロキアン(コナン=ドイル『シャーロック・ホームズシリーズ』の主人公の熱狂的なファンのこと)であった実父をめぐる作品で構成される。
小説家・マンガ家としても知られる小林。目に見えないもの、時間や歴史、家族や記憶、場所の痕跡から着想を得た作品を、小説やマンガ、ドローイング、写真、映像、インスタレーションと様々な手法を通じて発表し高い評価を得てきた。
2021年には、アンネ・フランクの言葉に着想を得た絵本『わたしは しなない おんなのこ』(岩崎書店)、また実父の生と死をテーマにした小説『最後の挨拶 His Last Bow』(講談社)を発表。その傍ら、弘前れんが倉庫美術館で開催されるグループ展「りんご前線 — Hirosaki Encounters」(10月1日〜2022年1月30日)では、弘前の地で出生した実父の人生、そしてその死と死後の記憶の在り方をめぐる新作インスタレーション作品を発表するなど精力的に活動している。
小林は、2019年に開催したYutaka Kikutake Galleryでの初個展「野鳥の森 1F」では、作家が長年にわたってリサーチを重ねてきた原子力エネルギーについて、とりわけ東京電力福島第一原子力発電所における事故後の様相から、原子力エネルギーにまつわるより繊細な記憶に着目した作品を発表した。
本展は、小林にとっての創作の動機になったとも言えるアンネ・フランクの「わたしの望みは、死んでからもなお生きつづけること!」という言葉と、アンネと同年の1929年に生まれシャーロキアン(コナン=ドイル『シャーロック・ホームズシリーズ』の主人公の熱狂的なファンのこと)であった実父をめぐる作品で構成される。