EXHIBITIONS

堀浩哉+堀えりぜ「記憶するために―わたしはだれ?」

堀浩哉+堀えりぜ「記憶するために―わたしはだれ?」展示風景より © 宮島径

堀浩哉+堀えりぜ「記憶するために―わたしはだれ?」展示風景より © 宮島径

堀浩哉+堀えりぜ「記憶するために―わたしはだれ?」展示風景より © 宮島径

堀浩哉+堀えりぜ「記憶するために―わたしはだれ?」展示風景より © 宮島径

 アーティスト・ユニット、堀浩哉+堀えりぜの個展「記憶するために―わたしはだれ?」がSPACE √Kで開催。復興支援企画展として、2人による音と映像のインスタレーション作品《記憶するために―わたしはだれ?》を展示する。

 堀浩哉+堀えりぜは1970年代から活動をはじめ、ブランクを経て98年から畠中実を加えた3名で「ユニット00」として活動。「熊本国際美術展:ATTITUDE 2002-心の中の、たったひとつの真実のために」(熊本市現代美術館、2002)、越後妻有トリエンナーレ(2003・2006)などに出展。その後、2011年の東日本大震災をきっかけにユニットを「堀浩哉+堀えりぜ」と改め、精力的に活動を続けている。

 本展で展示される《記憶するために―わたしはだれ?》は、2人が東日本大震災の1ヶ月後に被災地を巡り、そこで目にしたもの、感じたものを表現したインスタレーション作品。19年に原爆の図 丸木美術館(埼玉)で展示され、今作はその新たなバージョンとなる。

 会場を覆う映像と音のインスタレーションは、足を踏み入れた瞬間に異空間に入ったような錯覚を起こし、鑑賞者を圧倒的な作品の世界観へ引き込んでいく。これからの時代を生き、創造する私たちに何が課せられているのか。2人の美術家が表現する「生」とは何か。

 震災から10年を経たいま、私たちの記憶に「生」を改めて問いかけ、これからどうあるべきかを提示するインスタレーション作品を体感してほしい。