EXHIBITIONS
下平千夏:「孵化過程」の先へ
別府在住の現代美術家・下平千夏による展覧会「『孵化過程』の先へ」が、大分県の佐伯市丹賀砲台園地で開催されている。
下平は1983年長野県生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒業。東京藝術大学大学院美術研究科修了。日常のなかであたり前に目にする事物の要素・因子を抽出し、それらがもつ普遍的なダイナミズムを探求。インスタレーションという空間体験を通して提示している。
これまで、瀬戸内国際芸術祭2019・2016、六甲ミーツ・アート2013・2010など、国際展に多数参加。トーキョーワンダーサイト(現・トーキョーアーツアンドスペース)の交換レジデンスプログラム(2014)への参加で台北に滞在し、またINAX ギャラリーにて個展(2010)を開催するなど、国内外で制作・発表を行っている。
本展は、九州の東端にある佐伯市丹賀砲台園地を舞台に、下平が大規模なインスタレーション作品を発表。建築家・磯崎新が綴った詩で、廃墟と未来都市のイメージを混在させた一連の作品へと続いていく『孵化過程』(1962)へのオマージュとして、数百本の水糸を用いたインスタレーションで、絶えることなく生成されるエネルギーを表現する。
なお本展は、「新しい生活様式」に対応しながら、大分県内各所で芸術文化イベントを実施し、県内の芸術文化の活性を取り戻す事業「Regain!Oita Art Series」の一環として開催される。
下平は1983年長野県生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒業。東京藝術大学大学院美術研究科修了。日常のなかであたり前に目にする事物の要素・因子を抽出し、それらがもつ普遍的なダイナミズムを探求。インスタレーションという空間体験を通して提示している。
これまで、瀬戸内国際芸術祭2019・2016、六甲ミーツ・アート2013・2010など、国際展に多数参加。トーキョーワンダーサイト(現・トーキョーアーツアンドスペース)の交換レジデンスプログラム(2014)への参加で台北に滞在し、またINAX ギャラリーにて個展(2010)を開催するなど、国内外で制作・発表を行っている。
本展は、九州の東端にある佐伯市丹賀砲台園地を舞台に、下平が大規模なインスタレーション作品を発表。建築家・磯崎新が綴った詩で、廃墟と未来都市のイメージを混在させた一連の作品へと続いていく『孵化過程』(1962)へのオマージュとして、数百本の水糸を用いたインスタレーションで、絶えることなく生成されるエネルギーを表現する。
なお本展は、「新しい生活様式」に対応しながら、大分県内各所で芸術文化イベントを実施し、県内の芸術文化の活性を取り戻す事業「Regain!Oita Art Series」の一環として開催される。