EXHIBITIONS
川内理香子・初画集刊行記念個展「drawings」
アーティスト・川内理香子の初となる画集の刊行を記念した個展「drawings」がWAITINGROOMで開催される。
川内は1990年東京都生まれ。2017年多摩美術大学大学院美術学部絵画学科油画専攻修了。食への関心を起点として、ドローイングやペインティングをはじめ、針金やゴムチューブ、樹脂やネオン管など、多岐にわたるメディアを横断しながら作品制作を行う。身体と思考、それらの相互関係の不明瞭さを主軸に、食事・会話・セックスといった様々な要素が作用し合うコミュニケーションのなかで見え隠れする、自己や他者を作品のモチーフとしている。
川内が使用する主な素材は、紙と鉛筆、水彩絵具など。15年の多摩美術大学卒業と同年に入選した「第9回 shiseido art egg」の個展では、資生堂ギャラリーの広大な空間をドローイング作品のみで埋め尽くし、鮮烈な印象を残した。その後、表現の幅を拡張していくが、様々な手法の作品の根底にはつねにドローイングがある。
今回発表される画集『Rikako Kawauchi drawings 2012-2020』は、川内の作品のなかで重要であり続けるドローイングの、2012〜2020年までの歴史を振り返るものとして、ドローイングのみを網羅して収録。本書には椹木野衣、住吉智恵の寄稿も掲載される。
本展では画集の出版を記念して、本書に掲載されているドローイング作品約30点を展示。また、本展と同時に渋谷PARCOの「OIL by 美術手帖」ギャラリーで同名個展(11月25日〜12月8日)が開催され、WAITINGROOM会場とともに画集の先行販売も行われる。
川内は1990年東京都生まれ。2017年多摩美術大学大学院美術学部絵画学科油画専攻修了。食への関心を起点として、ドローイングやペインティングをはじめ、針金やゴムチューブ、樹脂やネオン管など、多岐にわたるメディアを横断しながら作品制作を行う。身体と思考、それらの相互関係の不明瞭さを主軸に、食事・会話・セックスといった様々な要素が作用し合うコミュニケーションのなかで見え隠れする、自己や他者を作品のモチーフとしている。
川内が使用する主な素材は、紙と鉛筆、水彩絵具など。15年の多摩美術大学卒業と同年に入選した「第9回 shiseido art egg」の個展では、資生堂ギャラリーの広大な空間をドローイング作品のみで埋め尽くし、鮮烈な印象を残した。その後、表現の幅を拡張していくが、様々な手法の作品の根底にはつねにドローイングがある。
今回発表される画集『Rikako Kawauchi drawings 2012-2020』は、川内の作品のなかで重要であり続けるドローイングの、2012〜2020年までの歴史を振り返るものとして、ドローイングのみを網羅して収録。本書には椹木野衣、住吉智恵の寄稿も掲載される。
本展では画集の出版を記念して、本書に掲載されているドローイング作品約30点を展示。また、本展と同時に渋谷PARCOの「OIL by 美術手帖」ギャラリーで同名個展(11月25日〜12月8日)が開催され、WAITINGROOM会場とともに画集の先行販売も行われる。