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EXHIBITIONS

おさなごころを、きみに

名和晃平 PixCell-Bambi #10 2014 東京都現代美術館蔵 Photo by Ichiro Otani

ジュスティーヌ・エマール Co(AI)xistence 2017 ビデオインスタレーション(12分)with 森山未來/オルタ(大阪大学石黒研究室、東京大学池上高志研究室) ©︎ Justine Emard / Adagp, Paris 2020

藤木淳 P055E5510N 2011 © Jun Fujiki

 東京都現代美術館は、誰もが持つ「おさなごころ」を体験的に問い直し、優れた芸術表現の可能性を知る展覧会「おさなごころを、きみに」を開催する。

 本展は、かつて子供だった、大人が忘れてしまったクリエイティブな「おさなごころ」を思い起こし、メディアテクノロジーによる作品や映像を通して、子供と大人が一緒に楽しめる展覧会。

 会場は、時間を止めるかのような美しさを湛えた作品群や、8Kによる作品上映から始まり、 触覚のおもしろさや重要性を思い起こさせる「触覚」の展示、書籍や文字による表現と、体を動かして参加する作品で身体表現を追体験する「身体、音と言葉」、新旧のメディアを通して、私たちの記憶やイメージを再考する「忘却」、そしてクリエイティブなイマジネーションとともに生まれ変わるために、宇宙の拡がりを想像する「銀河」をテーマに構成。また会期中には、教育機関や地域と連携したオープンワークショップ(リモート開催を含め、会期中に展示室内で開催予定)も実施する。

 参加作家は、名和晃平吉岡徳仁、MADD.(8K作品上映に協力)、GRINDER-MAN、安藤英由樹、藤木淳、のらもじ発見プロジェクト、錯視ブロックプロジェクト、ジュスティーヌ・エマール、phono/graph、IDEAL COPY、CTG、幸村真佐男、森脇裕之、小阪淳、AR三兄弟、Rhizomatiks Research/ELEVENPLAY/MIKIKO/真鍋大度/石橋素/Kyle McDonald、渡邊淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)ほか。