EXHIBITIONS
増田信吾+大坪克亘展
それは本当に必要か。
独自性に富んだ建築作品を生み出している若手建築家ユニット・増田信吾+大坪克亘の個展が開催される。
増田信吾+大坪克亘は2007年より、増田信吾(1982年生まれ、武蔵野美術大学卒業)と大坪克亘(1983 年生まれ、東京藝術大学卒業)が共同主宰。1枚の住宅の塀から設計活動をはじめ、鉄筋コンクリートのアパートを開放的空間に改装した初期の代表作《躯体の窓》(2014)や、第32回吉岡賞を受賞した《リビングプール》(2016)により高い評価を受け、注目を集めてきた。
ふたりは設計において生活や周辺環境の細やかな観察や診断のもと、敷地のなかで「場」に大きく影響する境界や窓、躯体といった部位に着目し、大胆な解決方法を提示。恣意的なものを排除して客観的に対象と向き合い、周囲と溶け込みながらも見慣れた風景に新鮮な感動を与える建築を手がけている。
本展では、増田信吾+大坪克亘の初期の作品から《始めの屋根》や《街の家》《つなぎの小屋》《庭先のランドマーク》などの近作までの設計過程を見せる敷地模型や原寸模型を展示。「本当に設計すべきこと」を見出し、環境のなかで定着させていく2人の探求の軌跡を紹介する。
増田信吾+大坪克亘は2007年より、増田信吾(1982年生まれ、武蔵野美術大学卒業)と大坪克亘(1983 年生まれ、東京藝術大学卒業)が共同主宰。1枚の住宅の塀から設計活動をはじめ、鉄筋コンクリートのアパートを開放的空間に改装した初期の代表作《躯体の窓》(2014)や、第32回吉岡賞を受賞した《リビングプール》(2016)により高い評価を受け、注目を集めてきた。
ふたりは設計において生活や周辺環境の細やかな観察や診断のもと、敷地のなかで「場」に大きく影響する境界や窓、躯体といった部位に着目し、大胆な解決方法を提示。恣意的なものを排除して客観的に対象と向き合い、周囲と溶け込みながらも見慣れた風景に新鮮な感動を与える建築を手がけている。
本展では、増田信吾+大坪克亘の初期の作品から《始めの屋根》や《街の家》《つなぎの小屋》《庭先のランドマーク》などの近作までの設計過程を見せる敷地模型や原寸模型を展示。「本当に設計すべきこと」を見出し、環境のなかで定着させていく2人の探求の軌跡を紹介する。