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EXHIBITIONS

第3回福島県障がい者芸術作品展「きになる⇆ひょうげん2019」

はじまりの美術館
2019.11.30 - 2020.01.13
「きになる」という視点をひとつの基準に、福島県在住の障がいを持つ人々の表現を紹介する公募展「きになる⇆ひょうげん」の第3回が開催される。

「きになる」と「ひょうげん」のあいだにある「⇆」は、つくる人、支える人、見つける人など、様々な関係性を表したもの。今回応募された作品は、作者をはじめ、家族や学校の先生、福祉施設の関係者など、誰かの「きになった」があって集まった。これらの公募作品は、日比野克彦(美術家・東京藝術大学 美術学部長)、川延安直(福島県立博物館 学芸課長)、岡部兼芳(はじまりの美術館館長)の3名の審査員によって審査された。

 本展では、福島県内の「きになる」表現を一挙に展示し、会期中に来場者の「きになる」作品からオーディエンス賞が決定。また、障がい者芸術活動推進に向けて福島県と連携している新潟県、山形県から、ゲストとして「きになる」作品の特別展示も設ける。

 多様な作品が集う本展を通して、作者についてや制作の経緯を想像し、「障がい」への理解や考えを深めるきっかけとしたい。