EXHIBITIONS
坂本夏子「迷いの尺度、スピンオフ」
迷宮のようなミステリアスな空間表現で、見るものを魅了する画家・坂本夏子。近年は「絵画でしか表すことができない世界」を追求し、描画や構成などでも実験的な試みを重ねながら、描く行為そのものを前景化した表現を深化させている。
今年6月にANOMALY(東京)で開催した個展「迷いの尺度ーシグナルたちの星屑に輪郭をさがして」では、絵画表現の新展開となる《Signals》を発表。宇宙空間やインターネット空間を想起させる、無限に連続していく空間を背景に、独特の質感とリズムを湛えた絵具の点とグリッドを集積し、二次元平面に四次元の時空があらわれるような、不思議な視覚体験をもたらした。
本展は坂本の作品集初刊行を記念し、ANOMALYで取り組まれた実験性を引き継ぐ新作ペインティングのほか、ドローイングや立体作品を展示する。
今年6月にANOMALY(東京)で開催した個展「迷いの尺度ーシグナルたちの星屑に輪郭をさがして」では、絵画表現の新展開となる《Signals》を発表。宇宙空間やインターネット空間を想起させる、無限に連続していく空間を背景に、独特の質感とリズムを湛えた絵具の点とグリッドを集積し、二次元平面に四次元の時空があらわれるような、不思議な視覚体験をもたらした。
本展は坂本の作品集初刊行を記念し、ANOMALYで取り組まれた実験性を引き継ぐ新作ペインティングのほか、ドローイングや立体作品を展示する。