EXHIBITIONS

ICOM京都大会開催記念 東京富士美術館所蔵

百花繚乱 ニッポン×ビジュツ展

2019.08.25 - 09.29

鈴木其一 「風神雷神図襖」より《風神図》 江戸時代後期 19世紀 東京富士美術館所蔵

伊藤若冲 象図 寛政2(1790)年 東京富士美術館蔵

歌川国芳 みかけハこハゐがとんだいゝ人だ 弘化4-嘉永5(1847-52)年 東京富士美術館蔵

狩野派 「吉野山竜田川図屏風」より《吉野山図》 江戸時代前期 17世紀 東京富士美術館所蔵

順姫所用 竹雀紋竪三引両紋牡丹唐草蒔絵女乗物 江戸時代中期 18世紀 東京富士美術館所蔵

 国際博物館会議(ICOM)世界大会の日本初開催を記念し、東京富士美術館が所蔵する3万点のコレクションのなかから、日本美術の名品を展観する特別企画。

 本展は、「カワイイ」「サムライ」「デザイン」「黄金」「四季」「富士山」など日本美術を特色づけるキーワードを通し、日本の美術を俯瞰的に横断する。さらに、刀剣を実装に近い状態で鑑賞できる刃文鑑賞特設ケースや、VR技術を使って、江戸時代に趣に設えた室内で金屏風を鑑賞できる体験コーナーを設置するなど、従来の展覧会にはない新しい日本美術の楽しみ方を提案する。

 主な出展作家に、伊藤若冲、歌川国芳、鈴木其一ら。絵画、浮世絵版画、漆工、刀剣、武具甲冑などの多彩な作品群を通して、日本美術の豊かさに触れる絶好の機会となる。