EXHIBITIONS

ラファエル前派の軌跡

ターナー、ラスキンからロセッティ、バーン=ジョーンズ、モリスまで

久留米市美術館|06.19 - 09.07

ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ ウェヌス・ウェルティコルディア(魔性のヴィーナス) 1863-68頃 ラッセル=コーツ美術館 © Russell-Cotes Art Gallery & Museum, Bournemouth

エドワード・バーン=ジョーンズ 赦しの樹 1881-82頃 リヴァプール国立美術館、レディ・リーヴァー・アート・ギャラリー © National Museums Liverpool, Lady Lever Art Gallery

ジョゼフ・マラード・ウィリアム・ターナー カレの砂浜-引き潮時の餌採り 1830 ベリ美術館 © Bury Art Museum, Greater Manchester, UK

ジョン・エヴァレット・ミレイ 滝 1853 デラウェア美術館 © Delaware Art Museum, Samuel and Mary R. Bancroft Memorial, 1935

フレデリック・レイトン 母と子(サクランボ) 1864-65年頃 ブラックバーン美術館 © Blackburn Museum and Art Gallery

ウィリアム・モリスとモリス商会 イチゴ泥棒 1883 タリー・ハウス美術館(カーライル、英国) © Tullie House Museum and Art Gallery, Carlisle, UK

「自然に忠実であれ」。イギリスの美術評論家、ジョン・ラスキンは、対象を明確に観察し、素描することによってものの本質に迫ることができると考えた。その信念は、大気をも写し取るように風景画を刷新したウィリアム・ターナーをはじめ、旧来のアカデミズムからはずれた「ラファエル前派」など若手芸術家たちを守り育て、やがて世界規模で広がる「アーツ・アンド・クラフツ運動」の芽生えを促した。

 本展はラスキンの生誕200年を記念した展覧会。ラスキンが擁護したターナー、初期「ラファエル前派」のダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ、ジョン・エヴァレット・ミレー、そして次世代にあたるバーン=ジョーンズ、ウィリアム・モリスらを軸に、絵画や素描、ステンドグラスや家具など、多様な作品約150点を展示し、19世紀イギリスで花開いた芸術の様相を紹介する。