NEWS / EXHIBITION - 2018.2.8

日本初公開を含む約120点を展示!イギリス風景画の巨匠ターナーの核心と魅力に迫る

イギリスを代表する風景画の巨匠ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの展覧会が東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催される。日本初公開の名作を多数含む約120点を紹介する。会期は2018年4月24日〜7月1日。

ソマーヒル、トンブリッジ 1811年展示 キャンバスに油彩 92×122cm エディンバラ、スコットランド国立美術館群蔵 ©Trustees of the National Galleries of Scotland

ソマーヒル、トンブリッジ 1811年展示 キャンバスに油彩 92×122cm エディンバラ、スコットランド国立美術館群蔵 ©Trustees of the National Galleries of Scotland

 ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775〜1851)はイギリスを代表する風景画の巨匠。穏やかな田園風景、嵐の海、そびえ立つ山岳など、自然の様々な表情を描き、フランスの印象派をはじめとする多くの芸術家に影響を与えた。

ストーンヘンジ、ウィルトシャー 1827−1828 紙に水彩 27.9×40.4cm ソールズベリー博物館 On loan from The Salisbury Museum, England

 本展では、日本初出品となるターナーの名作を多数含む、水彩、油彩、版画作品約120点が並ぶ。イギリス美術研究第一人者クリストファー・ベーカーによる展示構成で、ターナーの画業を紹介する。

セント・オールバンズ・ヘッド沖 1822頃 紙に水彩 39.8×68cm ハロゲイト、メーサー・アート・ギャラリー ©Mercer Art Gallery,Harrogate Borough Council
20ヴィニェットのうちの1点ーヘルゴランドの死の舟 1835頃 紙に水彩、鉛筆 13×12cm エディンバラ、スコットランド国立美術館群蔵 ©Trustees of the National Galleries of Scotland

 展示は「地誌的風景画」「海景‐海洋国家に生きて」「イタリア‐古代への憧れ」「山岳‐あらたな景観美をさがして」という4章で構成。「ピクチャレスク(=絵になる)」と「サブライム(=崇高)」といった当時のイギリス美術を象徴する概念を示す作品や、島国イギリスとは切り離せない海を扱った作品、イギリスの文化的模範であったイタリアや古代文明をテーマとした作品など、多様な表現から、ターナーの核心と魅力に迫る。

キリスト教の黎明(エジプトへの逃避) 1841年展示 キャンバスに油彩 直径78.5cm ベルファスト、北アイルランド国立美術館群蔵 Courtesy of Board of Trustees of National Museums Northern Island
スノードン山、残照 1798-1799 紙に水彩、スクレイピングアウト 52.7×75.6cm エディンバラ、スコットランド国立美術館群 ©Trustees of the National Galleries of Scotland