EXHIBITIONS
没後170年記念 北斎 ―富士への道
2019年は、葛飾北斎が嘉永2(1849)年に亡くなってから、ちょうど170年にあたる節目の年。本展ではこれを記念し、「北斎―富士への道」と題して、北斎が生涯のテーマとした「富士山」をどのように描き続けたかを紹介する。
出品作200点以上のうち、富士図はおよそ100点。年代ごとに展示し、作風の変遷をたどる。なかでも見どころとなるのは、「冨嶽三十六景」でもっとも知られる《神奈川沖浪裏》。迫力ある波の描写からは、波の動きを丹念に観察し続けた北斎の努力を見て取ることができる。
加えて、2020年3月より日本のパスポートのデザインに導入される「冨嶽三十六景」24点を前・後期にわけて展示する。
出品作200点以上のうち、富士図はおよそ100点。年代ごとに展示し、作風の変遷をたどる。なかでも見どころとなるのは、「冨嶽三十六景」でもっとも知られる《神奈川沖浪裏》。迫力ある波の描写からは、波の動きを丹念に観察し続けた北斎の努力を見て取ることができる。
加えて、2020年3月より日本のパスポートのデザインに導入される「冨嶽三十六景」24点を前・後期にわけて展示する。