EXHIBITIONS
ヘイセイ・グラフィックス
世界史の上からみても大きな転換点を迎えた1989年に幕を開け、日本の元号の中で4番目の長さにあたる「平成」。およそ30年あいだに、バブル経済の崩壊、デジタルテクノロジーの発展、そしてグローバル化への飛躍と、日本の社会全体が目まぐるしく変化を続けた。
その影響は大衆文化や情報、経済、社会などと密接に関わるグラフィックデザインの領域にもおよび、情報メディアの多様化によってポスターのもつ媒体としての力を縮小するに至った。そして現在では、大量生産・大量消費時代のグラフィックデザインの役割とは異なり、より多様できめ細やかな表現が求められるとともに、グラフィックデザイナーが活躍する領域も多様なプロジェクトへと幅を広げ、デザイン自体が大きく変わろうとしている。
本展では、CCGAが所蔵するポスターの中から平成に入って制作された作品を展示。激動の30年間の中で、グラフィックデザインがどのようにその変化に寄り添い、また視覚コミュニケーションの力がどのように時代に影響を与えたのかを検証する。
その影響は大衆文化や情報、経済、社会などと密接に関わるグラフィックデザインの領域にもおよび、情報メディアの多様化によってポスターのもつ媒体としての力を縮小するに至った。そして現在では、大量生産・大量消費時代のグラフィックデザインの役割とは異なり、より多様できめ細やかな表現が求められるとともに、グラフィックデザイナーが活躍する領域も多様なプロジェクトへと幅を広げ、デザイン自体が大きく変わろうとしている。
本展では、CCGAが所蔵するポスターの中から平成に入って制作された作品を展示。激動の30年間の中で、グラフィックデザインがどのようにその変化に寄り添い、また視覚コミュニケーションの力がどのように時代に影響を与えたのかを検証する。