EXHIBITIONS

アッセンブリッジ・ナゴヤ 2018

プロジェクト「パノラマ庭園-移ろう地図、浸食する風景-」

名古屋港〜築地口エリア一帯
2018.10.06 - 12.02

碓井ゆい Empty names 2013 写真=ミヤギフトシ

山本高之 山月記 2016

L PACK.  UCO 2016–  写真=怡土鉄夫

USOマーケット

 名古屋の港まちを舞台にした音楽と現代美術のフェスティバル「アッセンブリッジ・ナゴヤ」。今回は2年にわって継続するプロジェクトとして、「地図」や「風景」をキーワードに、港まちのこれまで、そしてこれからと移り行く様相そのものについて探求する。

 美術プログラムには、碓井ゆい、小田桐奨と中嶋哲矢によるユニット「L PACK.」、山本高之の3組が参加。碓井は「港まちの女性と労働」をテーマとした新作に向け、女性の仕事とされてきた「手芸」を用いた、これまでの作品群を展示し、山本は近年、「オリンピック」や「博覧会」をキーワードにリサーチを続けているプロジェクトの一部と過去作を展示。なお、碓井と山本のリサーチ・制作は進行中で、は2019年に新作として発表される予定。

 そして、L PACK.は、2018年末に惜しくも取り壊されることになったカフェを中心に展開しているプロジェクト「UCO」の、これまでの活動のアーカイブ展示とともに、今後の動向を見据えた「まちの社交場」として場所の移行を試みる。

 会期中のプログラムの詳細やイベントについては、公式ウェブサイトで最新情報が発信される。