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EXHIBITIONS

ルーヴル美術館展 肖像芸術 ―人は人をどう表現してきたか

2018.09.22 - 2019.01.14

アントワーヌ=ジャン・グロ アルコレ橋のボナパルト(1796年11月17日) 1796 Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Hervé Lewandowski /distributed by AMF-DNPartcom

エリザベート・ルイーズ・ヴィジェ・ル・ブラン エカチェリーナ・ヴァシリエヴナ・スカヴロンスキー伯爵夫人の肖像 1796 Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Michel Urtado /distributed by AMF-DNPartcom

棺に由来するマスク 新王国時代、第18王朝、アメンへテプ3世の治世(前1391-前1353) エジプト出土 Photo © RMN-Grand Palais (musée du Louvre) / Franck Raux /distributed by AMF-DNPartcom

セーヴル王立磁器製作所 フランス王妃 マリー=アントワネットの胸像(ルイ=シモン・ボワゾの原作に基づく) 1782 Photo © Musée du Louvre, Dist. RMN-Grand Palais / Peter Harholdt /distributed by AMF-DNPartcom

フランツ・クサファー・メッサーシュミット 性格表現の頭像 1771-83の間 Photo © Musée du Louvre, Dist. RMN-Grand Palais / Pierre Philibert /distributed by AMF-DNPartcom

 ルーヴル美術館の全8部門を代表する傑作を通して、「肖像芸術」を浮き彫りにする展覧会が開催される。

 人物の存在を記憶する、権力を誇示する、あるいはイメージを広げるといった、様々な役割を担ってきた「肖像」。彫刻や絵画をはじめ、各時代においてあらゆる表現が模索され、芸術のジャンルとして長い歴史を持ちながら、現代においてはスマートフォンやカメラといった機器の普及によって身近なものとなっている。

 本展では、3000年以上も前の古代エジプトの棺用マスクから、マケドニアのアレクサンドロス大王、フランス王妃マリー=アントワネット、フランス皇帝ナポレオンなど古今の権力者を表した絵画や彫刻、華麗な女性や愛らしい子供たちの肖像、そして奇才・アルチンボルドが描いた肖像画まで、約110点を一挙に公開。芸術家たちがどのような素材や手法を用いて肖像の制作に臨んだのかを読み解く。