EXHIBITIONS

孤高の彫刻家 村山琴泉

2026.09.19 - 11.08
 高崎市の群馬県立近代美術館で「孤高の彫刻家 村山琴泉泉」展が開催される。会期は9月19日〜11月8日。

 村山琴泉(1885〜1967)は明治から昭和を生きた前橋生まれの彫刻家。1900年に上京して、牙彫家の金田兼次郎(1844〜1914)のもとで学ぶ。日本美術協会展や東京彫工会展にも出品し、褒状を得る。兵役を経て10年に帰郷後は木彫に専念し、団体展から遠ざかり独自の道を歩む。牙彫で培った繊細な彫りを活かした肖像彫刻や、「琴泉焼」と称した石彫を考案する。

 本展は、遺族によって保存された作品や、地元のコレクターによって収集された作品の数々を通じ、美術館で初めて村山を紹介する。会場では、牙彫家のもとで学び明治期の写実表現を修めた原点となる作品や、帰郷後に専念した木彫作品を展示。あわせて、自作を写した写真資料や、肖像彫刻などの作品群を展覧する。