EXHIBITIONS

ムーンアートナイト下北沢 2026

下北沢エリア全域(下北線路街[東北沢・下北沢・世田谷代田駅周辺]、各商店街など)
2026.09.18 - 10.04

ルーク・ジェラム《Museum of the Moon》

 東京・下北沢の街を舞台に、「月」をテーマにしたアートフェスティバル「ムーンアートナイト下北沢 2026」が開催される。会期は9月18日〜10月4日。今年で5回目を迎える本イベントでは、アート、音楽、演劇、飲食、ワークショップなど、約100の企画と表現が街中で展開される。

 今回、下北線路街全体に「月」をテーマとする屋外作品を発表するのは、ルーク・ジェラム、金氏徹平、岸裕真+竹森達也、松田将英、河野未彩ら国内外5組のアーティストだ。

 会場では、ルーク・ジェラムによる直径7メートルの《Museum of the Moon》を「下北線路街 空き地」に展示。金氏は、反射シートやアルミ、映像、シルクスクリーンなどの素材を寄せ集めるコラージュ手法の新作インスタレーションを「東北沢駅屋上(改札外)」にて展開する。

 また、岸と竹森は、周囲の植物の生体データを取得し、人間に聞こえる音と光へ変換する小型エッジデバイスを用いたインスタレーション《平行森林 Parallel Forests》の新エディションを複合施設「NANSEI PLUS」で展覧する。松田は、「笑い泣き」の絵文字を高さ約8メートルのバルーンとして物質化した《The Big Flat Now》を「BONUS TRACK隣接駐車場」で展示。河野は、蓄光を通して空間を創出する《AFTERGLOW - 残光の庭》を下北沢駅前広場に提示する。

 さらに、昨年約1800人が鑑賞した、近代詩人・萩原朔太郎の代表作をモチーフとするイマーシブシアター《猫町》が今年も上演される。イヤホンを装着し、下北沢駅前から世田谷代田駅周辺までの街そのものを舞台として巡る体験型演劇で、通常は立ち入ることのできない鉄道施設も舞台の一部として活用。朔太郎が晩年を過ごした街を歩きながら、日常の風景が幻想的な物語へと変化していく体験ができるだろう。