EXHIBITIONS

コレクションルーム 春期 特集「没後20年 井田照一」

2026.03.20 - 06.21
 京都市京セラ美術館 本館 南回廊1階で、コレクションルーム 春期 特集「没後20年 井田照一」が開催されている。

 コレクションルームでは、竹内栖鳳、上村松園など京都を代表する名作紹介に加え、テーマ特集展示を通じて、京都を基軸とした近代から現代の美術を展観する。

 今回紹介される井田照一(1941〜2006)は、版画という表現形式の可能性を根底から問い直した、日本を代表する版画家・現代美術家。京都市立美術大学(現京都市立芸術大学)美術専攻科修了後、パリやニューヨークでの経験を経て、京都を拠点に国際的な活動を展開した。紙や布、陶など異素材を用い、「Surface is the Between/表面は間(あいだ)である」という理念のもと、物質とイメージ、内と外が交錯する表面を関係性の生成する場として捉え直した。

 2026年の没後20年を記念する本展では、井田の版画作品に加え、「表面=あいだ」の思考を立体へと拡張した作品群を展示している。

 また、本展は特集のほか、「没後20年 清水九兵衞/七代清水六兵衞」「春の名品―うつろう新緑」「木下佳通代―色彩と時間」という3つのテーマのもと開催中だ。