• HOME
  • 展覧会
  • 静岡
  • ベルナール・ビュフェと写真―カメラがとらえたビュフェとその…
EXHIBITIONS

ベルナール・ビュフェと写真―カメラがとらえたビュフェとその時代、そして21世紀へ

 ベルナール・ビュフェ美術館で「ベルナール・ビュフェと写真―カメラがとらえたビュフェとその時代、そして21世紀へ」が開催されている。

 写真は、19世紀中頃に技術が確立されると、世界中へと広がっていった。ベルナール・ビュフェが活躍した時代は、写真が発明されてから100年以上経過していたが、技術の向上と普及の速度には目覚ましいものがあった。ビュフェ自身が写真を撮ることはなかったものの、戦後のパリで早熟の天才として称賛されたビュフェを、リュック・フルノルやロベール・ドアノーなど同時代の写真家たちは被写体としてとらえた。ビュフェをとらえた写真は、同時代の雑誌『パリ・マッチ』などに掲載され、ビュフェ・イメージの形成を促した。これらの作品は、戦後の写真表現を示すとともに、ビュフェのポートレイトでもある。

 本展は、それらの写真をビュフェが描いた自身の肖像画と比較することで、ビュフェの芸術を鑑賞するというもの。

 また、ベルナール・ビュフェ美術館は、ビュフェと同時代の写真家たちの作品だけでなく、現代のアーティストたちによる写真作品も多数コレクションしている。杉本博司のフォトジェニック・ドローイングや、米田知子の「見えるものと見えないもののあいだ」シリーズ、フィオナ・タンの《人々の声》などを紹介し、今日に至る写真表現の変化を示す。

 今回の展示では、ビュフェと写真との関係に着目し、戦後から現代にいたる写真の変化の流れを追う。出展作家は、ベルナール・ビュフェ、ロベール・ドアノー、リュック・フルノル、フィオナ・タン、川内倫子、澤田知子、鈴木理策、杉本博司、野口里佳、松江泰治、宮本隆司、森村泰昌、米田知子ほか。