EXHIBITIONS

アンダース・ディクソン

2026.03.19 - 05.02

Anders Dickson God's weak left hander 2026 watercolor and pen on multiple pieces of paper 45.5 × 59.5 cm

 KAYOKOYUKIで、アンダース・ディクソンによる個展「rot in the small season」が開催されている。

 アンダース・ディクソンは1988年アメリカ・ウィスコンシン州生まれ。現在はニューヨーク在住。2009年にミネソタ大学で哲学を学び、10年にフライブルク・アルベルト・ルートヴィヒ大学に留学。その後、10年から14年までカールスルーエ国立造形美術大学で学位を取得。14年から17年までシュテーデルシューレでモニカ・ベーアとエイミー・シルマンのもとで学ぶ。17年から19年までアムステルダムのDe Ateliersでアーティスト・イン・レジデンスに参加している。

 本展では、絵画作品を中心に水彩画や立体作品を展示。キャンバスや紙に加え、布、段ボール、糸、金属片など多様な素材を用い、断片的なイメージや素材を組み合わせた作品を紹介する。

 また、縫い合わされたキャンバスや貼り合わされた紙片、仮設的に組み合わされた素材により、異なる時間や場所、記憶の層が重ね合わされた画面構成に着目。母子像やフクロウといった図像を通して、宗教的・神話的なイメージを想起させる表現を見る。

 加えて、「rot(腐敗)」という概念に着目し、分解と生成が同時に進行する過程としての状態を示す作品を紹介する。