JTC テキスタイルの未来形 in 宝塚 2025

　宝塚市立文化芸術センターは、JTC日本テキスタイルカウンシルとの共同開催で「テキスタイルの未来形 in 宝塚 2025」を開催している。

　本展では、全国の大学などでテキスタイル・染織の教育に携わる91名の作家が集い、自らの創作研究活動の成果を発表。

　テキスタイルは、太古の昔から私たちの生活と密接な関係にあり、衣食住のすべてに結びついている。とりわけ衣服や装飾のために、先人たちは糸を紡ぎ、織り、染め、編むといった数多くの技法、表現を生み出し、それを継承し、進化を遂げてきた。

　本展の出品作品は、国内外の伝統染織技術から現代の技法まで幅広く、さらにはこれからの新しい技法に挑戦した研究を造形作品というかたちで自己表現したものだ。技法や素材、表現、テーマは自由で、作品の大きさ以外に制限はない。自由な発想と感性を繊維という世界で展開し、可能性を探る作品が並ぶ。

　なお本展は、2021年3月に同センターで開催され好評を博した企画展「テキスタイルの未来形 in 宝塚 2021」に続く展覧会である。