EXHIBITIONS

第12回円空大賞展

2025.01.24 - 03.09

Yee I-Lann, with weaving by Kak Roziah, Kak Sanah, Kak Kinnuhong, Kak Koddil, Tikar Reben, 2020.
Bajau Sama DiLaut Pandanus weave with commercial chemical dye. Photo by Andy Chia.

 岐阜県美術館で「第12回円空大賞展」が開催されている。

 岐阜県ゆかりの江戸時代の修行僧円空は、人々の幸せを願い全国を行脚しながら、数多くの新仏像を残したとされている。

 岐阜県では、郷土の偉人である円空を彷彿とさせるような顕著な業績をおさめている芸術家を顕彰することにより、芸術文化を振興することを目的に、平成11年度に「円空大賞」を制定。

 第12回となる今回は、円空大賞にYee I-Lann(イー・イラン)、円空賞に池内晶子、鴻池朋子、坂茂、吉田喜彦が受賞。本展は、受賞者である5名の現代作家の優れた作品を円空仏とともに展示している。